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ハイドロリリース

ハイドロリリース注射とは

ハイドロリリース注射とは、筋肉を包む「筋膜」の癒着を、超音波(エコー)で確認しながら生理食塩水を注入して解放する治療法です。

ハイドロリリース注射とは?
筋膜の癒着を剥がすことで筋肉の可動性が改善し、痛みの軽減が期待できます。
従来の局所注射が痛み止めや麻酔薬による一時的な症状緩和を目的としていたのに対して、ハイドロリリースは生理食塩水と極少量の麻酔薬・鎮痛薬を用いて癒着そのものを治療します。そのため、副作用のリスクが低く、体への負担も少ない治療方法です。

なかしま内科循環器・整形外科クリニック(西宮院)では、肩こり・腰痛・しびれなど、従来の治療で改善しにくかった症状に対しても、この治療を行っています。ただし、治療効果を持続させるためには生活習慣や姿勢の改善が重要ですので、運動療法との併用により、より確実な症状改善を目指しています。

「ハイドロリリース注射ってどんな治療?」

ショート動画でも解説しています。

どんな症状におすすめ?

そもそも筋膜とは?

筋膜とは、筋肉だけでなく、骨・神経・血管・内臓まで包み込む膜状の組織です。
この筋膜が硬くなったり、周囲と癒着すると、筋肉や神経の動きが制限され、痛みや違和感が生じます。

ハイドロリリース注射をおすすめする主な症状

慢性的な痛みを感じる女性のイメージ│ハイドロリリース注射をおすすめする主な症状 この筋膜に異常が生じると、以下のような症状が現れます。

  • 慢性的な肩こり・首こり・腰痛
  • 四肢のしびれや違和感
  • 筋肉の張り・重だるさ
  • 関節の動かしにくさ
  • 膝関節痛(従来の注射で効果が乏しい場合)

など

ハイドロリリース注射の効果

どんな効果が期待できる?

  • 筋肉の動きがスムーズになる
  • 痛み・こり・張り感の軽減
  • 神経の圧迫が改善し、しびれが和らぐ

特に、マッサージや従来の薬物療法で効果が見られなかった場合や、膝関節注射が効果的でなかった場合にも有効なことがあります。

効果はいつから現れる?

施術直後から痛みやこりの軽減を感じられることが多いです。個人差はありますが、通常は数日から2週間程度でさらに症状が改善する傾向があります。

ただし、効果の持続期間や感じ方は症状の原因や重さによって異なります。必要に応じて数回の施術を行うことで、より安定した改善が見られることもあります。

効果を長持ちさせるために

癒着の原因となる姿勢や生活習慣を見直すことが重要です。
当院では、ストレッチや運動療法を併用し、再発しにくい体づくりをサポートします。

まとめ

治療効果の維持には、筋膜や靭帯、神経の状態を良好に保つことが重要です。悪い姿勢や生活習慣を継続すると、症状が再発する可能性があります。
当院では、ストレッチや筋力強化などの運動療法を併用することで、治療効果を高めています。

ハイドロリリースの痛み・副作用・安全性について

注射は痛い?

エコーで確認しながら行うため、必要最小限の刺激で済みます。
チクッとした痛みを感じることはありますが、多くの方が我慢できる程度です。

副作用やリスクは?

主に生理食塩水を使用するため、薬剤による副作用は少ない治療です。
ただし、以下のような一般的な注射のリスクはあります。

  • 注射部位の痛み・腫れ・内出血
  • 感染(まれ)
  • 一時的な違和感

保険適用・費用について

保険が適用されるケース

1ヶ月に1回、1部位までであれば保険診療が適用されます。

自己負担目安:1,000〜2,000円程度

自費診療となるケース

  • 同一部位への1か月以内の再施術
  • 同時に複数部位への施術(2部位目以降)

1部位:3,000〜4,500円程度

よくある質問(Q&A)

何回くらい受ける必要がありますか?

症状によりますが、1回で改善する方もいれば、数回必要な場合もあります。診察のうえ判断させていただきます。

誰でも受けられますか?

筋膜以外が原因の痛みには適さないこともあります。診察のうえ判断します。

監修者プロフィール

院長 中嶋 哲史(Tetsufumi Nakashima)

中嶋哲史院長のプロフィール写真

内科・循環器・整形外科の幅広い診療経験をもとに、地域に根ざした医療を提供しています。

診療分野
  • 整形外科
  • 関節リウマチ
  • 循環器内科
  • 生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病)
所属学会・資格
  • 日本内科学会 総合内科専門医
  • 日本循環器学会 循環器専門医
  • 日本整形外科学会 整形外科専門医

最終更新日:2025年12月